常にプレッシャーに晒される日本近海のフィールドでは、アングラーの戦略を正確に実行でき、かつジグ性能を最大限に引き出し誘える高い操作性能が求められます。誘い掛けるまで、HRMが最も重視する性能で、アクション、反発スピードを各機種に設定したジグウエイトに対して最適化し、指先での操作感覚を持つ繊細なコントロール性能を追求しました。またアングラーの戦略イメージが増大するよう水面下の情報をより多く得るために、ブランクやスレッド、パーツ類などを必要最小限に止め軽量化し感度を向上しています。ラインナップは日本近海のハイプレッシャーなフィールドをシステマチックに攻略するための長さとパワーの異なる全5機種です。
FEATURE
MODEL
HRM60/6
シャローエリアでのキャスト&ジャークではメインロッドとなるHRM60/6。外房では使用頻度の高い130g前後のジグコントロールが最も行いやすく、G2-80gなどの軽量ジグの繊細なコントロールもこなす繊細なティップ&ベリーを併せ持ちます。PE4号クラス、10キロのヒラマサとも十分に渡り合えるスペックです。
HRM60/7
PE5号クラス、300gまでのジグ操作が可能なミドルパワーロッド。深場でのジグ操作や10キロを超えるヒラマサ狙いにお勧めのスペックです。パワーからくる野暮ったさは皆無で、極めてシャープで柔軟なアクションを備えています。
HRM66/5
ロングレングスがもたらす圧倒的な飛距離と柔軟なティップ&ベリーでのジグ操作で、軽い小型のジグを大遠投し遠方のボトムについたクレバーなヒラマサに繊細なアプローチが可能です。
HRM66/6
6フィート6インチの長さが生み出す大きな飛距離と、ジャークストロークの幅が広がりより繊細なジグ操作が可能になるロングロッドです。ジグにミノーのような操作でスイミングアクションを与えることができ、ドテラ流しではラインの角度が少なくてもその長さが操作性をカバーします。
HRM65/5[SPEC-R]
他機種より高い弾性の素材をメインマテリアルとし、軽量、軽快、高感度、一切の無駄を省いた、バスロッド感覚で大型の青物と渡り合うレーシングスペックです。手元へと伝わる海中の豊富な情報量がアングラーの戦略想像を高めて、さらに精緻なゲームを展開することが可能です。
モデル | 長さ | ドラグマックス値 | ライン | ルアーウェイト | ガイド | グリップ[mm] | リールシート | 価格(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HRM60/6 | 6′ | 6kg/45° | PE3~4 | 80-250g | T-KGST10~KWSG30 | F/130 R/375 | DPS18 | ¥70,000 |
HRM60/7 | 6′ | 7kg/45° | PE4~5 | 100-300g | T-KGST10~KWSG30 | F/130 R/375 | DPS18 | ¥71,000 |
HRM66/5 | 6’6″ | 5kg/45° | PE2.5~4 | 60-200g | T-KGST10~KWSG30 | F/130 R/375 | DPS18 | ¥71,000 |
HRM66/6 | 6’6″ | 6kg/45° | PE3~4 | 80-220g | T-KGST10~KWSG30 | F/130 R/375 | DPS18 | ¥72,000 |
HRM65/5RS | 6’5″ | 5kg/45° | PE2.5~4 | 60-200g | T-KGST10~KWSG30 | F/80 R/375 | DPS17 | ¥70,000 |
<マックスドラグ値について>
マックスドラグは水平保持での最大耐久負荷値です。最大値の80%までが推奨する実釣時の初期ドラグセッティングとなり、ファイト時の状況により臨機応変にドラグの調整を行ってください。実際の破壊耐力はマックスドラグ値よりも十分な耐力がありますが、ドラグの性能や状態、船の揺れ、魚が勢いよく走り出した時など、急激な負荷が掛かった場合に対して安全マージンをとっています。